スティーブモーターサイクルサプライ : アプリリア・MANA850 【総評など】
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アプリリア・MANA850 【総評など】

manatouring
2009年に言った東北ツーリングの写真
当然、下道オンリーの旅です。
  
 

■総評など
まず、誉めてばかりではなんなので不満に思う点を
いくつか挙げてみます
 
 ・850ccなのでオートマ限定免許では乗れない
 ・重い、前がDucatiだったせいもあるが十分重い。
 ・峠のひらひら感はDucatiとは比べてはいけません
  ※タイヤをピレリ・ディブロ・ROSSOに交換することで解決
 ・キーがないとタンクトランクが開かない
  (逆に言うと走行中でも開きます)
 ・シガー電源がメインキーオフでも給電状態である
 ・マフラーを変更できない
 ・ステップが大きく、位置が悪い
  ※ステップを小さいものに変えてほぼ解決
 ・ブレーキが甘い(パッドの性質?)
 ・Fサスがちょっと軟く、調整機構がない
 ・カスタムするところがない(これは利点でもある・笑)
 ・燃費のよさはそんなに期待できない
 ・慣れるまでは何度も架空のクラッチを握ってしまう
 
 
■その他、思いついた利点など
 
・チェーンが伸びない、→スプロケも長持ち。
 CVTなので変則ショックが皆無であり、チェーンへの負荷が激減。
 メンテフリーのシャフトドライブやほったらかしでいい
 ベルトドライブの方がMANAにはあってる気がしますがせっかくの
 ラジアルタイヤを履いたスポーツバイクでもあるのでチェーンで
 あることはそれでそれで見た目も嬉しい。
 
・タコメーターがないことを不満に思ってる人もいるかもしれませんが、
 簡易タコとしてLEDがあります。
 
 LED、赤、黄色、黄色、黄色、の4段階。
 8250回転、8000回転、7500回転、6500回転
 その程度の情報で私は十分です。
(ちなみにATモードでは点灯しないようです)
 
 
 
 
■最後に
 
私にとって「MANAはオートマ」ではなく、
「MANAはオートマでも走れる」ところに凄く近未来を感じます。
 
ライダーの体調や、走行距離や、気分や、天候や、路面状況に応じて
自らATで走ったり、SMTで走ったりできる、バイクのくせに
それを切り替えることがどんなに凄いことか、どんなに自由度が高い
ことか、バイクが長い人ほどきっとこの「便利さ」がわかって
もらえる
と思います。
 
 
スクーター以外での大型スポーツバイクとして初めてオートマチック
トランスミッションを『実用化』したモーターサイクルとして
MANA850は歴史に残るバイクだと言っても過言ではないと思います。
 
 
 
 
以上。

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